こんにちは、2児のママとたおです。赤ちゃんはかわいい…でも時には一人で癒されたい。今回はそんな子育て中のママにおすすめの癒し漫画の紹介ブログです。どうぞ~
よつばと!
ざっくりSTORY
5歳の女の子「よつば」と、とーちゃんのふたり暮らし。ゆっくりと流れる日常を丁寧に描いた作品です。
このセリフがすごい
よつばと!15巻の第104話「ランドセル」
「……なんかあたり前のことしか言ってねーな」
たき火をしながらとーちゃんがとーちゃんの友達に話したセリフです。これの1つ前はよつばの小さい頃を思い出しながら「ああ俺はとーちゃんなんだな…って」と、父親の自覚についてポツリポツリと話している場面です。
抜粋するセリフとしてはインパクトが弱く感じられるかもしれませんが、普段の「よつばと!」はセリフよりも絵で語りかけてきます!その中でとーちゃんがしっかりと感情を言葉にした貴重なシーンなのです(そもそも回想シーンが登場したのは15巻続く中でここだけ)
あんなに歩くのもやっとだったよつばがランドセルを選びに行くほど成長している!ずっと一緒に暮らしてきたとーちゃんなら誰もが感動してしまうのではないでしょうか。しかし、よつばと!のとーちゃんは自分が感動するとは思っていなかった。なんだろうこの気持ちと疑問に感じ、前に友達に聞かれてちょっとだけ考えた父親を今になって理解したのでしょう。とーちゃんが当たり前だと思って過ごしてきた日常が輝いた瞬間です。
この漫画のすごい所は1話1話が繋がっている所。あたり前?いえいえ、日記と一緒の構造なんです。1話がよつば5歳の夏から始まって104話がよつば5歳の冬です。つまり、1日1話のペースで物語が進んでいる。イベントの日だけでなく平日の日常をゆっくりと描いています。日記にしたら「今日はこたつを出しました」「今日はバナナジュースを作りました。おいしかったです。」と1行で書けてしまう話ばかりです。でも、漫画の中ではきのう(前話で)作ったアクセサリーをちゃんと翌日(次話で)身に着けていたりするので、リアルな時間が流れているのを一緒に体感できるようになっています
「よつばと!」を読んだ感想
「よつばと!」を読んでいると、大人からすると特に記憶に残らない日でも、日々全力で生きている子供からしたら楽しい日なのかもしれないと感じさせてくれます。
休みなく続く子供のお世話…そんな日々を肯定された気がして私は癒されました。
疲れているママさんにおすすめは15巻から読むこと!特に100話「いし」は背景がすごい綺麗なので見ているだけで癒されます!本当に子供と一緒におでかけするのはハードルが高いけど漫画で疑似体験できちゃう。しかも、全部フリーハンドで描かれている!浜辺の石を全部手書きとは…名画ですよ。ゆっくり美術館に行けなくても漫画があれば楽しめる!話が繋がっているとはいえ、ただの日常なので何巻から読んでも大丈夫です。むしろ、途中から読んで「っあ!この足跡はこの時のだったんだー」と発見するのが楽しいと思います。ぜひ、15巻をポチっとしてみてね。
ちなみに我が家は長男(5歳)と一緒に「よつばと!」を音読しています。寝る前の絵本の時間に息子自ら読んでと持ってきますよ。
子育てたんたん
ざっくりSTORY
漫画家(南国ばなな)さんの子育てエッセイ漫画。登場人物はママ、パパ、たんたん(長女)の3人。たんたんがお腹に宿った時から2歳になるまでの愛と妄想のヲタ育児日記。
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